DTMドイツツーリングカー選手権
Round3 Budapest

ティモ・グロックがレース1で2位。
DTM ブダペストで3人のドライバーが表彰台へ。

これまでの戦い。

1周、約4.381km。難度の高いサーキット。ハンガロリンクでドイツツーリングカー選手権 DTMのレースは5回開催されています。2014年、マルコ・ウィットマンはポールポジションのスタートからゴールまでトップを走り続け、ポールトゥウイン。サーキットの優勝リストに名を刻みました。ブルーノ・シュペングラーも3位で表彰台に上っています。昨シーズン、BMWのドライバーで3位以内となったのはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタだけでした。
今シーズン、DTMは18レース中の4レースが終了。現在、ティモ・グロックが25ポイントを獲得し、BMWのドライバーの中でトップに立っています。ウィットマンはもちろん、マキシン・マーティン、ブルーノ・シュペングラー、トム・ブロンクビストもポイントを獲得しています。BMWのマニュファクチャラー・ランキングは64ポイントで3位。トップのメルセデスを追撃しています。

約1ヶ月ぶりのレース。BMW M4 DTMの戦士たちがサーキットに帰ってきました。ブダペスト郊外のサーキット ハンガロリンクで開催されたドイツツーリングカー選手権 DTM。6月17日(土)のレースでティモ・グロックが2位。ブルーノ・シュペングラーが3位となり、表彰台へ。BMWの勢いは止まりません。翌日の6月18日(日)はマキシン・マーティンが素晴らしい追い上げを見せて、3位でフィニッシュします。ハンガロリンクに熱い風が吹き抜けました。

レース1

大胆不敵な戦略。後方スタートから逆転の勝利。
ティモ・グロック2位、ブルーノ・シュペングラー3位。

勝利の女神が二人のドライバーに微笑んだ。ティモ・グロックとブルーノ・シュペングラー。そして、彼らをサポートするチーム。誰よりも早いピットストップという勇気ある決断で順位を逆転させます。土曜日はBMWにとって痛快なレースとなりました。

ニュル24時間レースを戦ったアウグスト・ファルフスが予選6位に。

レース1の予選、No.15 Shell BMW M4 DTMを駆るファルフスが今シーズンの自己ベストのタイムでBMW最高の6位を獲得しました。ラップタイムは1分35秒275。トム・ブロンクビストは10位でトップ10入りを果たします。マキシン・マーティン12位、ティモ・グロック14位、マルコ・ウィットマン15位、ブルーノ・シュペングラー17位。決勝レースのスターティンググリッドの上位はライバルたちに譲ることになりました。

14番手から2位。17番手から3位。
早いピットインでBMWが逆襲。

アウグスト・ファルフスは素晴らしいスタートを決め、5位へ浮上します。その一方、マキシン・マーティンがトム・ブロンクビストと衝突。ブロンクビストのマシンはスピンしてコースの外へ弾き飛ばされてしまいます。マシンは損傷。その後の2、3周でマーティンのレースは終わりを告げます。このリタイアにより、セーフティカーが導入されます。

ここで大胆な決断を下したドライバーとチームがいました。ティモ・グロックとブルーノ・シュペングラー。二人はライバルたちよりも早いタイミングでピットストップ。誰もが驚く戦略により、彼らは再スタート以降、次第に後方から順位を上げていきます。一台、また一台。そして、グロックは14番手から2位。シュペングラーは最終周でアウディのマイク・ロッケンフェラーと熾烈ながらもフェアな戦いを繰り広げ、3位となりました。17番手スタートからの表彰台です。グロックとシュペングラーは、さぞかし痛快な思いをしたに違いありません。

ファルフスは再スタートした11周目にライバルに接触されてスピン。彼もマシンとともにコースの外へ。マーティンと衝突して、マシンが損傷したブロンクビストは27周目にピットイン。リタイアとなります。マルコ・ウィットマンは8位となり、ポイントを獲得します。優勝は、メルセデスのポール・ディ・レスタでした。

BMW Motorsport ディレクター イェンス・マルクワルト
「3位以内が2台とは信じられない結果です。マキシン・マーティンとトム・ブロンクビストの衝突の後、極めて困難なレースになるだろうと思われました。しかし、セーフティカーが入ったことでティモとブルーノの大胆な戦略は成功となりました。二人のドライバーとチームの素晴らしいパフォーマンスを称えます」

ティモ・グロック No.16 DEUTSCHE POST BMW M4 DTM
「スタートでマルコを追い抜くことができなかった。彼のペースについていくだけ。それがピットストップを決断した理由だよ。セーフティカーが、その2周後に導入されたのは、幸運だったね。先にピットストップしたのはポールとブルーノと私だけだと知った時、3位以内に入賞するかもしれないと思い始めた。2位になって本当にうれしい」

ブルーノ・シュペングラー No.7 BMW Bank M4 DTM
「厳しいレース。同時に少し幸運だったね。セーフティカーが導入された時、2度目のピットインというリスクを冒しながら、チームは最高のパフォーマンスを見せてくれた。ロッケンフェラーにプレッシャーをかけられたけど、表彰台に上るために全力で走ったよ」

ドライバー・ランキング

  • 1.ルーカス・アウアー69ポイント
  • 2.ジェイミー・グリーン61ポイント
  • 3.マイク・ロッケンフェラー53ポイント
  • 4.ゲイリー・パフェット50ポイント
  • 5.ティモ・グロック43ポイント
  • 6.マティアス・エクストローム43ポイント
  • 7.ルネ・ラスト42ポイント
  • 8.ロバート・ウィケンズ38ポイント
  • 9.ポール・ディ・レスタ37ポイント
  • 10.マルコ・ウィットマン20ポイント
  • 11.エドアルド・モルタラ20ポイント
  • 12.ニコ・ミュラー20ポイント
  • 13.ブルーノ・シュペングラー17ポイント
  • 14.マキシン・マーティン17ポイント
  • 15.マーロ・エンゲル3ポイント
  • 16.トム・ブロンクビスト2ポイント
  • 17.アウグスト・ファルフス0ポイント
  • 18.ロイック・デュバル0ポイント

レース2

17番手スタートのマキシン・マーティン。
攻撃的な戦略で3位に入賞。

土曜日に続いて、日曜日もBMWのドライバーは攻撃的なレースを展開。決勝レース、17番手スタートのNo.36 SAMSUNG BMW M4 DTMを駆るマキシン・マーティンが前日を上回る素早いピットストップで大逆転。3位表彰台を決めました。

チャンピオン マルコ・ウィットマンが予選2位に。

ライバルたちが巻き返しに出て、厳しい展開になることが予想された6月18日(日)のレース。予選で気を吐いたのが、ウィットマン。終了間際にアウディのルネ・ラストに好タイムを刻まれるまでは20分のセッションのほとんどをベストタイムで走り続けました。ウィットマンのタイムは1分34秒803。トップとの差はわずかに0.0063秒。予選2位となります。ティモ・グロックの予選は8位、アウグスト・ファルフスは9位、トム・ブロンクビストが10位。4人がトップ10入りを果たします。マキシン・マーティン16位、ブルーノ・シュペングラーは18位です。

マキシン・マーティン、速攻のピットストップ!
前を行く15台を追い抜いて、3位で表彰台へ。

決勝レース、マルコ・ウィットマンはスタートで順位を落とします。最初のコーナーで3位に。ここで土曜日と同じく大胆な戦略を実行したドライバーがいました。No.36 SAMSUNG BMW M4 DTMのマキシン・マーティン。1周目を終えた後に驚きのピットイン。そしてピットアウトの後はペースを落とすことなく、速いラップタイムを維持し続けます。

他のドライバーたちがピットに入る間に、彼は着実に順位を上げていきます。アウディのニコ・ミュラーもかわし、最後は3位でゴールラインを駆けぬけます。15台を追い抜く、堂々とした走り。今シーズン初めての表彰台です。

上位を狙えたウィットマンでしたが、マシンにトラブル。ポリスチレン部品による冷却器の性能低下により、オイル温度が上昇。悪戦苦闘を強いられていました。厳しい状況でもウィットマンはゴール直前まで6位。ポイントを余裕で獲得できる位置にいました。33周でマシンがオーバーヒート。残念ながらリタイアとなってしまいます。

ティモ・グロックは7位でした。アウグスト・ファルフスは12位。続いてトム・ブロンクビストが13位、ブルーノ・シュペングラーが14位でゴールしました。優勝はアウディのルネ・ラストでした。

BMW Motorsport ディレクター イェンス・マルクワルト
「土曜日と同じく、マキシン・マーティンをいち早くピットストップさせる攻撃的な戦略で、今日も表彰台に上ることができました。マーティンにとって不運だった週末を、ここまで良くすることできて、本当にうれしく思います」

マキシン・マーティン No.36 SAMSUNG BMW M4 DTM
「後方からのスタートで何も失うものがなかった。だから、試すことができたんだ。スタートから積極的に出て、できることはすべてチャレンジしようとした。チームはタイヤに関して最高の仕事をしてくれたよ。タイヤが最後まで持ち堪えたからね。十分にアクセルを踏み込むことができたよ」

ドライバー・ランキング

  • 1.ルネ・ラスト70ポイント
  • 2.ルーカス・アウアー69ポイント
  • 3.ジェイミー・グリーン65ポイント
  • 4.マティアス・エクストローム62ポイント
  • 5.ゲイリー・パフェット54ポイント
  • 6.マイク・ロッケンフェラー54ポイント
  • 7.ティモ・グロック49ポイント
  • 8.ポール・ディ・レスタ45ポイント
  • 9.ロバート・ウィケンズ42ポイント
  • 10.ニコ・ミュラー33ポイント
  • 11.マキシン・マーティン32ポイント
  • 12.マルコ・ウィットマン24ポイント
  • 13.エドアルド・モルタラ21ポイント
  • 14.ブルーノ・シュペングラー17ポイント
  • 15.マーロ・エンゲル3ポイント
  • 16.トム・ブロンクビスト2ポイント
  • 17.アウグスト・ファルフス0ポイント
  • 18.ロイック・デュバル0ポイント

Hungry for success in Hungary

Strong catch-up race