DTMドイツツーリングカー選手権
Round4 Norisring

DTM ノリスリンクでBMWが連続優勝。
ブルーノ・シュペングラーとマキシン・マーティンのレース。

BMWがノリスリンクで25年振りの優勝。

ドイツツーリングカー選手権 DTMはハンガリーからドイツへ。6月30日(金)から7月2日(日)の3日間、ニュルンベルクのノリスリンクでDTMが開催されました。全長2.3km、市街地を使ったトリッキーなコースです。
レースはBMWにとって、歴史的な勝利となりました。土曜日のレースでNo.7 BMW Bank M4 DTMのブルーノ・シュペングラーが優勝。そしてNo.36 SAMSUNG BMW M4 DTMのマキシン・マーティンが2位。華麗に1-2フィニッシュを決めました。BMWがノリスリンクで最後に優勝したのは1992年です。BMW M3を駆って戦った、スティーブ・ソパー以来の勝利。翌日はマーティンがライバルとの激しい戦いを繰り広げながら、優勝を飾っています。

レース1

BMW M4 DTMの1-2フィニッシュ。
ブルーノ・シュペングラーが優勝。マキシン・マーティンが2位に。

7月1日、土曜日のレース。シュペングラーがBMWに今シーズンの初優勝をもたらしました。彼にとって2013年のシュピールベルクのレース以来となる優勝です。2012年にBMWがDTMに復帰してから25回目の優勝となりました。

予選最速のマキシン・マーティン。

予選は1000分の1秒の戦いとなりました。マーティンは最終ラップでアウディのルネ・ラストより0.005秒速い47.472秒を叩き出しました。最速タイムです。彼のDTMのキャリアで3度目のポールポジション。DTMで58回目となるBMWのポールポジションです。ブルーノ・シュペングラーは47.493秒で3位。この予選で、マーティンは3ポイント獲得。シュペングラーは1ポイントを獲得しました。トム・ブロンクビストは4位、マルコ・ウィットマンが7位。ティモ・グロックは8位に。彼らが今シーズン最高の予選結果をもたらしました。アウグスト・ファルフスは16位でした。

ブルーノ・シュペングラーが最高のスタートで優勝。
BMWはトップ10に5台が入賞。

決勝レース開始直前、ノリスリンクは大雨に見舞われ、路面コンディションはウェットになってしまいました。No.7 BMW Bank M4 DTMのシュペングラーはレインタイヤで好スタート。3番グリッドから一気にトップに立ちます。マキシン・マーティンはポールポジションから4位へと順位を落としましたが、2周目にルネ・ラストを追い抜き、3位になります。

シュペングラーがトップを疾駆。9周目、マーティンはアウディのマティアス・エクストロームを抜き去り2位に。20周後、コースは完全に乾き、ドライコンディションへ。ドライバーはスリックタイヤに履き替えました。BMWはピットストップ後も1位と2位を守ります。独走するシュペングラーは、さらに後続集団を引き離し、2位のマーティンはエクストロームと観客を沸かせるスリリングな好勝負を繰り返します。そして、シュペングラーはトップでゴールラインを駆けぬけ、優勝を決めました。彼に続いたのはマーティン。ライバルを打ち破りました。BMW M4 DTMの1-2フィニッシュです。BMWとして20回目の1-2となりました。
彼らに続く走りで、マルコ・ウィットマン4位、ティモ・グロック5位、トム・ブロンクビスト6位。ブロンクビストは48.345秒の最速タイムを叩き出しています。アウグスト・ファルフスは11周を走った後、技術的なトラブルにより、残念ながらリタイアとなりました。 シュペングラーとマーティン。マシンの傍で、表彰台で二人は最高の笑顔を見せました。

BMW Motorsport ディレクター イェンス・マルクワルト
「ブルーノ・シュペングラーの優勝は素晴らしい。BMWがDTMに復帰してから25回目の優勝であり、ノリスリンクでの優勝は25年振りです。すべてが完璧です。マキシンはライバルを抑え込み、他のドライバーも良いレースをしました。とても誇りに思います」

ブルーノ・シュペングラー No.7 BMW Bank M4 DTM
「本当にうれしい。ノリスリンクでは4度目の優勝。BMWにとっては25年振りの優勝を果たすことができて、とても誇りに思うよ。チームにお礼を言いたい。彼らは本当に頑張ってきたから。簡単なことではなかったけれど、ついに成功を迎えた。今、心から愉しめるよ」

マキシン・マーティン No.36 SAMSUNG BMW M4 DTM
「BMWの1-2フィニッシュは最高だよ。スタートは良くなかったけれど、すぐに2位に戻れた。最後は本当に大変。でも、満足な走りができて、2位に。18ポイントを獲得できた」

ドライバー・ランキング

  • 1.マティアス・エクストローム77ポイント
  • 2.ルネ・ラスト72ポイント
  • 3.ジェイミー・グリーン71ポイント
  • 4.ルーカス・アウアー69ポイント
  • 5.ティモ・グロック59ポイント
  • 6.ゲイリー・パフェット55ポイント
  • 7.マイク・ロッケンフェラー54ポイント
  • 8.マキシン・マーティン53ポイント
  • 9.ポール・ディ・レスタ45ポイント
  • 10.ブルーノ・シュペングラー43ポイント
  • 11.ロバート・ウィケンズ42ポイント
  • 12.マルコ・ウィットマン36ポイント
  • 13.ニコ・ミュラー35ポイント
  • 14.エドアルド・モルタラ25ポイント
  • 15.トム・ブロンクビスト10ポイント
  • 16.マーロ・エンゲル3ポイント
  • 17.アウグスト・ファルフス0ポイント
  • 18.ロイック・デュバル0ポイント

レース2

ライバルとの熾烈な戦いに勝利して
マキシン・マーティンが今年の初優勝を決める。

日曜日のレースでもBMWは優勝を決めました。このレースでは大きな事故が起きています。セーフティカー2台が導入され、赤旗も出されました。そんな状況でも7番グリッドからスタートしたNo.36 SAMSUNG BMW M4 DTMのマーティンは今シーズン初の表彰台を掴み取ります。BMWにとってDTMで75回目の勝利です。ニュルンベルクでは1992年に2つのレースで優勝しています。それに続く偉業となりました。

日曜日はトム・ブロンクビストがポールポジション。

狭いストリートのサーキットで争われる予選。順位は僅か1000分の1秒差によって決定しました。20分間のセッションの最後にメルセデスのロバート・ウィケンズより0.004秒速い47.252秒のタイムでポールポジションを奪取したのはNo.31 BMW Driving Experience M4 DTMを駆るブロンクビストです。3ポイントを獲得しました。土曜日のレースで優勝したブルーノ・シュペングラーは47.305秒で4位。マキシン・マーティンは7位。ティモ・グロックは9位。予選トップ10入りを果たします。マルコ・ウィットマンは12位、アウグスト・ファルフス15位でした。

ライバルと白熱のレース。
最後に勝利したのはマキシン・マーティン!

ブルーノ・シュペングラーは、このレースでも好スタートを決め、2位で疾走します。反対にトム・ブロンクビストは6位に順位を落としてしまいます。彼やアウグスト・ファルフスなどはオープニングラップ後に早いピットストップを選択しました。7周後にピットに入ったマーティン。BMW Team RBMの素早い対応で順位を上げて、トップ争いに加わります。
そして、メルセデスのマシンとアウディのマシンが接触。25周目にセーフティカーが導入されます。マーティンとシュペングラーは再スタート後に1位と2位に上昇しますが、シュペングラーのマシンは他のマシンとの接触により、パンクしてしまいます。その後、メルセデスのゲイリー・パフェットとアウディのマイク・ロッケンフェラーが大きな事故を起こし、メルセデスは大破。レースは一時中断となります。

残り25分からレースは再開されました。マーティンが再スタートでレースをリード。セーフティカー導入後に順位を上げたマルコ・ウィットマンは3位に。マーティンはライバルと激闘を繰り返します。レースの約3分の2が過ぎた時、ついにトップ争いに終止符が打たれます。No.36 SAMSUNG BMW M4 DTMはそのままトップを守って、BMWに週末2度目の優勝をもたらしました。
マルコ・ウィットマンは3位を争う接戦となります。サイド・バイ・サイドの戦い。3台が互いに接触するかという横並びのまま数ミリ差でゴールラインを駆けぬけます。3位争いは劇的なフィナーレ。ウィットマンは3位のエドアルド・モルタラに遅れること0.027秒の5位でフィニッシュしました。アウグスト・ファルフスは7位、今シーズン初めてポイントを獲得します。予選1位のブロンクビストは9位。ティモ・グロックは10位です。シュペングラーは最下位から挽回して12位でフィニッシュを迎えました。

BMW Motorsport ディレクター イェンス・マルクワルト
「昨日の2位に続き、マキシンは今日のレースで目を見張る勝利を上げてくれました。心から誇りに思います。トップ10に5人のドライバーが入り、貴重なポイントも多く獲得できました。土曜日の1-2フィニッシュに日曜日の優勝。そしてDTMでのBMW75回目の優勝と揃いました。それから、このレースで事故に遭ったロッケンフェラーが早く回復することを祈っています」

マキシン・マーティン No.36 SAMSUNG BMW M4 DTM
「信じられないようなレースだったよ。オープニングラップが終わる頃には4位。2周目を終えると3位。その後は本当に攻めて、セーフティカーが導入されてからはリードできるようになった。赤旗が振られた後の再スタートは成功だった。ブダペストでは3位、昨日は2位。今日は優勝なんて、本当に素晴らしい」

マルコ・ウィットマン No.11 Red Bull BMW M4 DTM
「再スタート後は6つも順位を上げて3位に。果敢に攻めて、表彰台へと一直線に向かって行った。ルーカス・アウアーは最後の2周で少しミスをしたから、それを利用しようとしたけれど、その隙にマティアス・エクストロームに抜かれてしまった。5位は本当に悔しい」

ドライバー・ランキング

  • 1.マティアス・エクストローム89ポイント
  • 2.ルーカス・アウアー87ポイント
  • 3.マキシン・マーティン78ポイント
  • 4.ジェイミー・グリーン75ポイント
  • 5.ルネ・ラスト72ポイント
  • 6.ティモ・グロック60ポイント
  • 7.ゲイリー・パフェット55ポイント
  • 8.マイク・ロッケンフェラー54ポイント
  • 9.ポール・ディ・レスタ53ポイント
  • 10.マルコ・ウィットマン46ポイント
  • 11.ロバート・ウィケンズ44ポイント
  • 12.ブルーノ・シュペングラー43ポイント
  • 13.エドアルド・モルタラ40ポイント
  • 14.ニコ・ミュラー36ポイント
  • 15.トム・ブロンクビスト15ポイント
  • 16.アウグスト・ファルフス6ポイント
  • 17.マーロ・エンゲル3ポイント
  • 18.ロイック・デュバル0ポイント

Mayhem in the city

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