SUPER GTRound 4 SUGO GT 300km RACE

SUPER GT 第4戦 SUGO。
レース終盤のトラブルを乗り越え見事完走、19位でフィニッシュ。

3度のセーフティカー導入による波乱のレース展開。

灼熱のサーキットで熱い闘いを繰り広げるSUPER GT 真夏の3連戦。その始まりとなる第4戦が、7月22日(土)より宮城県 スポーツランドSUGOで開催されました。波乱のレース展開が多いことから「魔物が棲む」と言われるSUGO。今回のレースも、刻々と変化する路面コンディションに翻弄されるマシンが続出し、大荒れのレースとなりました。
事前の予想に反して晴れ模様となった練習走行は、ドライコンディションで気温29℃、路面温度42℃。まず荒 聖治選手からコースイン。前半はNo.7 Studie BMW M6の感触を確かめつつ、コンディションにマッチするセッティングを探る作業に時間を費やしました。
セッション中盤からはヨルグ・ミューラー選手がドライビング。引き続きセッティングの確認とタイヤの選定を行い、練習走行を終えました。

決勝に向けて好感触。
No.7 Studie BMW M6は予選10番手に。

7月22日(土)、公式予選Q1は荒 聖治選手が担当。路面コンディションはドライで気温32℃、路面温度39℃。セッション直前、小雨が落ち始めウェット宣言が出されましたが、No.7 Studie BMW M6はドライタイヤを選択してコースインしました。
計測2周目を走行中、3コーナーでコースアウトしたマシンがあり赤旗中断。予選再開後、荒選手は計測2周目でアタックを開始。GT300クラス全体のTOPタイムでセクター1を通過すると、そのままペースを維持し、その時点で4番手タイムを記録。Q1通過は確実と判断してマシンをピットに戻し、最終的に6番手でQ1を終えました。
GT300クラスの上位14台の順位を決める公式予選Q2は、ヨルグ・ミューラー選手が担当。アタック時のギャップを築くため、セッション開始から2分間ウェイティングし、コースインしました。しかし、Q2でもコースアウトしたマシンにより赤旗中断。残り7分でセッション再開となり、ヨルグ選手は計測2周目にアタックを開始。1分19秒611を計測し、10番手でQ2を終えました。

No.55 ARTA BMW M6 GT3は
赤旗中断によりタイムを伸ばせず。

No.55 ARTA BMW M6 GT3の予選Q1は、高木 真一選手が担当。高木選手は早めにコースインしてタイムアタックを開始しましたが、ベストタイムを出すべくアタックを開始した計測2周目に、他のマシンのコースアウトにより赤旗中断となってしまいました。セッション再開後は、最初のアタックでタイヤを使い切ってしまったためタイムを伸ばすことができず、22番手で予選Q1を終えました。

チーム力を発揮し、ひとつでも上のポジションを。

ヨルグ・ミューラー選手
「10番手の予選結果はとてもハッピーだね。聖治の素晴らしいQ1、そして私のベストのQ2。もっと後ろのポジションを予想していたので、この結果はとてもうれしい。明日のレースもプッシュし続けるよ」

荒 聖治選手
「ドライコンディションでのマシンの仕上がりが良いので、ドライで走る事が出来て良かったです。アタック直前に赤旗が出るなど、完璧なアタックではありませんでしたが、与えられたタイミングの中でベストな走りができたと思います。明日は10番グリッドを活かして、ひとつでも多くのポイントを獲得したいと思います」

鈴木 康昭監督
「SUGOとBMW M6 GT3の相性の悪さを若干感じながら予選に挑みました。しかし、Q1の荒のスーパーラップでその心配はなくなりました。ヨルグも経験周回数の少ないSUGOで10番手という結果を出してくれました。決勝は雨のレースが予想されていますが、チーム力を発揮してひとつでも上のポジションを狙います」

直前の雨により決勝はウェットタイヤでのスタート。

7月23日(日)、SUPER GT第4戦決勝。ウォームアップ走行での天候は曇り。決勝はスリックタイヤかと思われましたが、再び雨が降り始めました。スターティンググリッド上で再びウェットタイヤを装着し、スタートを迎えました。
午後2時30分、小雨の中、フォーメーションラップが始まり、荒 聖治選手が駆るNo.7 Studie BMW M6はスムーズなスタートを決めました。レース序盤の5周目には、最終コーナーで発生したクラッシュにより、このレース最初のセーフティカーが導入。10周目にレースは再開されましたが、レース前半はタイヤのパフォーマンスダウンに苦しむ展開が続きました。

レース再開後は、周回数が重なるにつれてコースコンディションが改善。チームは荒 聖治選手からヨルグ・ミューラー選手にドライバー交替する後半はドライタイヤ装着を選択し、35 周目に予定どおりピットストップを実施しました。
ドライタイヤを装着し、ヨルグ・ミューラー選手のドライブでコースに復帰したNo.7 Studie BMW M6。しかし、その直後に最終コーナーでクラッシュが発生。レースは再びセーフティカー先導での走行となりました。この時点でピットストップを終え、ドライタイヤを装着しているGT300クラスのマシンはごくわずか。43周目にレースが再開されると、予想通り、前方のマシンが次々にピットイン。これにより、No.7 Studie BMW M6は大幅にポジションアップが期待されました。

11番手にポジションアップするも
フロントタイヤがバースト。

46周目に発生したクラッシュにより、3度目のセーフティカーが導入。これによりNo.7 Studie BMW M6のアドバンテージは失われてしまいますが、リスタート後のヨルグ・ミューラー選手は素晴らしいペースを維持。16番手から11番手まで徐々にポジションを上げ、ポイント圏内まであと一歩というところに迫ります。
しかし、「魔物が棲んでいる」と言われるSUGO。このままのポジションで無事にチェッカーを受けるかと思われたファイナルラップ直前、No.7 Studie BMW M6を思わぬ不運が襲います。左フロントタイヤがバーストし、ヨルグ選手はピットインによるタイヤ交換を余儀なくされてしまいます。ピットクルーの迅速な作業で無事コースインし、ポジションは後退したものの、No.7 Studie BMW M6は16位完走でレースを終えることができました。

22番手から3番手へ。
圧倒的な追い上げのNo.55 ARTA BMW M6 GT3。

決勝のNo.55 ARTA BMW M6 GT3は、ウォームアップ走行の1週目で高木 真一選手がスピンによりマシンのフロントセクションの一部を破損。スタートに間に合うかどうかという厳しい状況でしたが、メカニックの迅速な作業により何とかスターティンググリッドに着くことができました。ミスを犯したものの、このスピンによりタイヤの特性を知ることができた高木選手は、2周目には3つポジションを上げて、速さを見せつけます。セーフティカー導入後も1周1台ずつのペースで着実に順位を上げ、ついには3番手まで浮上します。
しかし、2番手のマシンを抜きかけた時、寄せてきた相手と接触し、その勢いでコースアウトしてしまいます。No.55 ARTA BMW M6 GT3は衝撃によりリヤサスペンションが折れてしまい、無念のリタイア。さらなるポジションアップが期待された展開だっただけに、惜しまれるレースとなりました。

着実なポジションアップを図りながらも、ともに不運なトラブルに泣いた両チームのBMW M6 GT3。真夏の3連戦を迎えたSUPER GT。次戦は富士スピードウェイとなります。ロングストレートを駆けぬける2台のBMW M6 GT3の活躍に期待しましょう。

気持ちを切り替えて次戦に。

ヨルグ・ミューラー選手
「タフなレースだったし、チームにとってもタクティスが難しかったね。セーフティーカーが入ったタイミングが不運だった。レースペース自体は満足いくものだったし、マシンのバランスも良かったので、この結果が残念だよ」

荒 聖治選手
「スタートを担当しましたが、思った以上にペースを上げることができない苦しい展開でした。よいタイミングでピットストップしてヨルグに託す事ができましたが、その後もセーフティーカーが導入されるなど、ついていないレースでした。次戦も全力で頑張ります」

鈴木 康昭監督
「スタートのタイヤ選択、ピットタイミング、ドライタイヤのチョイス、ピット作業の速さと、良いところが沢山あったレースでしたが、最後にフロントタイヤがバーストしてしまいました。気持ちを切り替えて、次戦で巻き返したいと思います」

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