DTMドイツツーリングカー選手権
Round7 Nürburgring

DTM レース1、レース2ともに
波乱の展開となったニュルブルクリンク。

伝統のサーキットでの走りに注目。

ザントフィールトで素晴らしい走りを見せたBMW Motorsportの次なる戦いはニュルブルクリンク。BMWドライバーのなかでランキングトップのティモ・グロックをはじめ、マルコ・ウィットマンやアウグスト・ファルフスがどのような走りで、伝統のサーキットを攻めるのか? 見逃すことのできないレースです。

レース1

ウェットからドライに。
路面コンディションに悩まされた予選。

レース1の予選は、徐々に乾きはじめたウェットコンデションのなかで行われました。ドライバーは20分間の予選セッションの前半までウェットタイヤを使用し、その後はスリックタイヤに交換。路面コンデイションをいかに把握し、最適なタイミングでタイムアタックするかが、重要なポイントとなりました。
No.11 Red Bull BMW M4 DTMを駆るマルコ・ウィットマンが1分26秒67分を記録し予選2位を獲得。さらに4人のBMWドライバーがトップ10入り。アウグスト・ファルフスは4位、トム・ブロンクビストは6位、ティモ・グロックは8位となりました。

二度の大雨により
レース1は大荒れの展開に。

レース1の決勝直前、大雨がニュルブルクリンクを襲い、全車ウェットタイヤでのスタートに。アウグスト・ファルフスが4位から素晴らしいスタートを決め、リードを奪いました。フロントローからのスタートだったマルコ・ウィットマンは5位に順位を落としてしまいます。やがて路面は乾燥し始め、16周後にはBMWを含む多くのドライバーがスリックタイヤに交換。しかし、わずか3周後には新たなレインシャワーがニュルブルクリンクを襲い、レースは混沌とした状況に。ファルフスとウィットマンは、再びスリックからウェットへとタイヤを交換し、8位と9位でフィニッシュしてポイントを獲得しました。

BMW Motorsport ディレクター イェンス・マルクワルト
「天気予報や地元の情報を得ていたにもかかわらず、レースで間違った戦略を選んでしまった。 二度目のレインシャワーがあれほど激しくなるとは思っていなかった。明日に向けて、なぜ間違ったのか分析しなければなりません」

アウグスト・ファルフス No.15 Shell BMW M4 DTM
「完璧なスタートと完璧なペースだったけれど、タイヤ交換でピットに入ったとき雨が降り始めた。 その時点で私はレースを失ってしまった」

マルコ・ウィットマン No.11 Red Bull BMW M4 DTM
「我々は間違った戦略を選んだ。路面がドライに変わり始めたので、スリックタイヤに変更したんだ。ラップタイムは上がったけれど、その後雨が降ってきてしまった。ポイントを2点取ることはできたけれど、それ以上になったかもしれないね」

レース2

マルコ・ウィットマンが
9回目のポールポジションを獲得。

日曜日のレース2の予選セッションは、路面状況ドライ、気温約10度の涼しい気温で行われました。マルコ・ウィットマンは1分20秒936のベストタイムを記録。 ウィットマンはドライバーズチャンピオンシップで3点のポイントを得るとともに、彼のDTMキャリアにおいて9回目のポールポジションを獲得しました。 また、 4人のBMWドライバーが予選でトップ10に入り。 ティム・グロック、アウグスト・ファルフス、ブルーノ・スペングラーはそれぞれ5位、6位、7位、8位となりました。

レース2の決勝、ポールポジションからスタートしたマルコ・ウィットマンは、メルセデスのポール・ディ・レスタに先行を許してしまいます。しかし、数周した後、ウィットマンはレスタにプレッシャーをかけてリードを回復します。 しかし、ピットストップ後、タイヤの温度が上がらず、ペースを落としていきます。その後もウィットマンはタイヤに苦しみながらも、スペングラーの直前で3位に入り表彰台を獲得。 ティモ・グロックは接触によりマシンのフロントを破損しましたが、レースを続行し8位を獲得。アウグスト・ファルフス、トム・ブロンクビストもそれぞれ9位、10位でゴールしました。

BMW Motorsport ディレクター イェンス・マルクワルト
「トップ10にはBMWが5台入りましたが、結果に満足することはできません。全体的にはハードなレースでした。ニュルブルクリンクを訪れた78,000人の観客は、信じられないほど激しい2つのレースを楽しんでくれたはずです」

マルコ・ウィットマン No.11 Red Bull BMW M4 DTM
「マシンのフロントを壊してしまい、フロントタイヤにもグレインがあったため、はペースを維持することができなかった。 ポールポジションからスタートして3位に終わったのは残念だよ」

ティモ・グロック No.16 DEUTSCHE POST BMW M4 DTM
「レーススピードはとても良かったと思うけれど、アクシデントでフロントを損傷してしまったよ。それでもポイントを挙げることができたのは幸運だったね」

ドライバー・ランキング

  • 1.マティアス・エクストローム136ポイント
  • 2.ルーカス・アウアー127ポイント
  • 3.ルネ・ラスト124ポイント
  • 4.マルコ・ウィットマン115ポイント
  • 5.ジェイミー・グリーン113ポイント
  • 6.マイク・ロッケンフェラー110ポイント
  • 7.ティモ・グロック108ポイント
  • 8.マキシン・マーティン102ポイント
  • 9.ロバート・ウィケンズ100ポイント
  • 10.ポール・ディ・レスタ97ポイント
  • 11.ゲイリー・パフェット76ポイント
  • 12.ブルーノ・シュペングラー74ポイント
  • 13.マーロ・エンゲル51ポイント
  • 14.ニコ・ミュラー49ポイント
  • 15.エドアルド・モルタラ47ポイント
  • 16.アウグスト・ファルフス29ポイント
  • 17.トム・ブロンクビスト22ポイント
  • 18.ロイック・デュバル18ポイント

Rain roulette

A tough fight